【執筆】佐藤「10年以上公務員(警察官)を勤めていました。上司からのパワハラと引き止めに悩んだ末に退職代行を利用して公務員を辞めました!」
【監修】当サイト運営者・元教員のフリーランス>>運営者情報
「公務員でも退職代行を使える?」「実際に公務員を辞めた人の体験談を聞いてみたい!」と思っていませんか?
公務員に対応している退職代行は少ないし、実際の利用者の詳細な体験談もなかなか出てきませんよね。
そこで、退職代行を使って公務員を辞めたい方に向けて、実際に退職代行を使って円満に警察官を辞めた私が、公務員の退職代行体験談をお話します。
公務員が退職代行を利用する方法と注意点、使ってわかったメリット・デメリットやおすすめの退職代行業者まで解説します。
退職代行を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
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公務員の私が退職代行を使って辞めた理由
はじめに、公務員だった私が退職代行の利用を考えた経緯についてお話しします。
周りからの引き止めを理由に退職代行を利用
私が退職代行を使った理由は、上司や同僚からの執拗な引き止めに遭ったからです。
上司からのパワハラと以前から警察を辞めてもっと自由な職業へ転職したい思いがあったため、上司に退職の意思を伝えました。
すると、勤務の度に上司から説得され、最終的には所属長も出てきて引き止めに遭いました。
約1ヵ月以上にもわたる説得活動(引き止め)でひとりで辞めるのは無理だと感じるようになりました。
私が我慢すれば良いのかと毎日葛藤していましたが、どうしても辞めたかったため、最終手段として退職代行を利用しました。
私が受けた引き止め詳細
直属の上司はなかなかいい顔をしてくれませんでした。
むしろ、「今からの転職は大変だぞ」「公務員なんて何も資格がないんだから社会で通用しないぞ」などと漠然とした不安を突きつけくるだけでした。
私はなんとか上司に理解しようと試みましたが、全然話が進みませんでした。
そんなある日、職場の所属長から呼び出しがありました。
所属長のところに行ってみると、退職しないようにと延々説得され、状況は一向に変わる気配はありませんでした。
公務員対応の退職代行は少なかった
最後の手段としてようやく見つけた退職代行サービス。
しかし、ほとんどの退職代行会社は民間企業を辞める人を対象としており、公務員対応の退職代行はほとんどありませんでした。
実際に退職代行に「公務員の退職代行が可能か」を電話やメールで問い合わせしたときには
- 「公務員で対応できる範囲は制限されてしまいますがそれでもよろしいでしょうか」
- 「そもそも公務員の退職には対応していません」
- 「公務員の場合、依頼料は約10万円からになります」
上記のように回答されました。
また、だいたいの会社は、親身に話を聞く前に「公務員」のワードで難色を示していました。
最終的に利用した退職代行業者
「民間会社はできるが、公務員はちょっと…」という退職代行会社はかなり多いです。
反対に、公務員の対応が可能な退職代行にはSARABA、EXIT、
私の場合は、担当者との相性でEXITを選んだというのが正直なところです。
ただし、EXITは民間企業運営なので残業の未払い金や有休などの各種交渉ができません。
したがって、公務員が退職代行を選ぶなら、当サイトでは交渉のできる労働組合運営の退職代行SARABAか弁護士法人みやび
公務員対応の退職代行おすすめ2選
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退職代行を使って公務員を辞めるまでの流れ
実際に退職代行を使って辞めるまでの流れを見ていきます。
退職代行の利用方法
まず、退職代行の利用方法を解説していきます。
①申し込み
はじめに依頼会社に連絡をし、相談・申し込みをします。
基本的に相談は無料ですので、最初は相談だけでも良いと思います。何社か相談した上で信頼出来そうなところを選びましょう。
②契約内容の確認・契約
契約を結ぶ前に下記を確認しておきましょう。
- 退職代行にしてほしいこと
- 何ができて何ができないか
- どこまでしてくれるのか
たとえば、実際に私が退職代行に依頼した内容はこちらです。
- 職場の上司への説得
- 退職手続きの代理進行
- 引継ぎ作業の実施
- 荷物等の返還確認
- 私と職場との連絡調整役
辞めさせてくれない職場への不信感が強かったので、できる限り関わり合いたくないことを担当スタッフに伝え、配慮してもらえました。
内容の確認が済んだら、いよいよ契約です。
その際に、退職代行手続きに関する委任状も併せて作成します。
職場から委任状があるのか確認される場合もあります。退職代行会社に一任しているという意思表示として作成して損はありません。
③料金の確認・支払い
基本的には、契約を交わしたら料金を前払いするケースがほとんどです。
退職手続きの際、追加料金が発生する場合もありますが、ほとんどは前払いした料金内で済みます。
追加料金の有無については事前に要確認!
④退職代行実行・結果報告
実際に担当スタッフが退職のために動き、手続きを行います。
その間、担当スタッフから逐一報告を受け、質問事項があればその都度確認されます。
⑤手続き完了報告・アフターフォロー
担当スタッフから退職手続き完了の連絡が入り、気付いたころには自由の身になっています。
希望する人には、転職活動の斡旋や失業給付金のサポートもしてくれるところもあります。
退職代行ではできないこと(自分でやらなければいけないこと)
下記3つについては退職代行会社ではできないので、自分で行う必要があります。
- 退職届の作成
- 職場から借りている物品の返却
- 保険・税金関係の書類作成
そんなに多くありませんので、自分で解決していきましょう。
①退職届の作成
辞職する決意表明である退職届を退職代行業者が書くことはできません(法律の関係)。
書き方がわからない人には、担当スタッフがサポートしてますので、気兼ねなく聞いてみると良いでしょう。
②職場から借りている物品の返却
担当スタッフが職場に返すものを確認してくれます。あとは指示されたものをまとめて返却するだけです(郵送)。
退職手続き中は基本的に時間に余裕があるので急がずやれば大丈夫です
③保険・税金関係の書類作成
職場で加入している保険の解約や税金関係の書類作成が退職する際に必要となってきます。
関係書類を自宅に郵送してもらい、漏れがないように記載して余裕をもって返送しましょう。
退職代行が代わりにしてくれること
自分でやらないといけないこと以外は、退職代行での対応が可能です。
基本的に、退職代行を依頼してからは一度も職場に行かずに、担当スタッフとのやりとりだけで完結することができます。
実際に退職するまでにかかった期間
退職代行会社探し:2~3日
すでに退職代行が決まっているのであれば、この期間は不要です。
私の場合は、請け負ってくれる会社探しからだったので慎重に選びました。
申し込み・契約書類等の作成:1日
申し込み時に、職場の状況や要望などの聞き取りがあります。
その後、料金の説明を受け、契約内容を確認して契約を結び、着手金を支払います。
契約書や委任状の作成を行い手続きが完了します。
担当スタッフが職場とやりとり:2週間程度
担当スタッフが職場との交渉を進めてくれます。
その間、私は自宅で生活し、基本的には担当スタッフからの連絡待ちです。
職場から郵送されてきた保険関係の書類を作成したり、職場に返却する荷物をまとめたりして過ごしていました。
そうしているうちに、担当スタッフから退職手続き完了の連絡が入ります。
これで全行程が終了となり、退職するまでにかかった期間は約18日間でした。
引き継ぎの関係で多少時間はかかったようでしたが、自宅にいるだけで退職できたので私としては満足しています。
退職代行で辞めた後はどうなるの?
退職代行を使って辞めたあとの気になることにお答えします。
退職後に会社からの連絡はある?
退職が完了してからは、上司からの連絡は一切ありませんでした。
仲の良かった同僚と連絡を取っている程度です。
退職代行を利用して何かトラブルはあった?
担当スタッフと細かい打ち合わせが出来たおかげで、トラブルもなくスムーズな手続きを行えました。
退職代行を使ってわかったメリット・デメリット
実際に退職代行を使ってわかったメリット・デメリットを解説します。
メリット
- 有効に時間を使える
- 最後まで職場の上司と顔を合わせることなく退職できる
- 仕事を辞められない環境を打破できる
デメリット
- 辞めるだけなのに料金がかかる
- 担当スタッフとの打ち合わせが多く、手間がかかる
退職代行を使うメリット
- 有効に時間を使える
- 最後まで職場の上司と顔を合わせることなく退職できる
- 仕事を辞められない環境を打破できる
①有効に時間を使える
担当が動いてくれている間、十分に時間があるので転職活動に充てることができます。
担当スタッフから辞める日付を示してもらっていたので、転職先にも初出勤日を早い段階で伝えることができました。
退職が延び延びになると転職先からの印象が悪くなる場合もあるので、有効に時間が使えるのは大きなメリットです。
②最後まで職場の上司と顔を合わせることなく退職できる
担当スタッフが代わりに手続きをしてくれるので、職場からの連絡は一切ありません。
私はなかなか辞めさせてくれない職場の上司にとても強い不信感を抱いていました。
もしも途中で顔を合わせたらケンカになっていた可能性は十分にありましたが、退職代行のおかげでスパっと辞められました。
③仕事を辞められない環境を打破できる
私の担当スタッフはこれまで4回転職活動をしており、退職や転職活動の知識がかなり豊富な方でした。
最初に相談して時もその担当スタッフが相談に乗ってくれ、大変親身に話を聞いてくれました。
退職代行を使うデメリット
- 辞めるだけなのに料金がかかる
- 担当スタッフとの打ち合わせが多く、手間がかかる
①辞めるだけなのに料金がかかる
人によっては、辞めるだけでお金を支払うのはちょっと…と思う人もいるかと思います。
すべて自分でやればお金をかけずに退職できます。公務員が依頼する場合は3~5万かかるため、決して安い金額ではありません。
しかし、本気で悩んでいる人からすれば、辞めるストレスから解放されるだけで金額以上の価値があると思います。
辞められないで毎日悩んで病気になるくらいなら、お金を払ってでもスパッと辞めた方がマシです。
②担当スタッフとの打ち合わせが多く、手間がかかる
退職代行に頼むときには後々のトラブルを発生させないために、綿密な打ち合わせ、情報共有が必要です。
私を担当してくれたスタッフからは、職場の情報をなんでもいいので教えてくださいと言われました。職場の雰囲気や上司の仕事態度・性格・考え方などですね。
担当スタッフが言うには、職場の状況をより細かくわかる方が仕事をしやすいとのことで、事細かに情報伝達を行いました。
打ち合わせが多く手間がかかりますが、綿密な打ち合わせ・情報共有が円滑な退職手続きのポイントになります。
公務員が退職代行を使う・選ぶときの注意点
実際に退職代行を使ってみてわかりましたが、公務員が退職代行を使う・選ぶときは下記3つに留意してください。
- 料金設定が会社員の退職よりも割高になる
- 職場とのいざこざがある場合は弁護士に依頼する
- 公務員の退職代行に対応しているか事前に確認する
①料金設定が会社員の退職よりも割高になる
退職代行の料金ですが、民間会社を退職する場合なら2万円から4万円が相場です。
一方、公務員の退職代行の料金は、安くても3万円から5万円になります。
私が退職代行EXITに依頼した際には、全てお任せしたら基本料金+消費税で合計5万5,000円でした(2021年当時)。
②職場とのいざこざがある場合は弁護士に依頼する
EXITからの説明では、退職する原因だったハラスメントの慰謝料請求や損害賠償請求などには関与できないとのことでした
民間企業運営の退職代行は各種交渉に関与できないからですね。
職場や上司と何らかのトラブルがある場合には、弁護士や司法書士に依頼した方がいいでしょう。
③公務員の退職代行に対応しているか事前に確認する
数ある退職代行会社の中には安請負をして「結果が出せませんでした」とだけ伝え、代金だけもらっていくところもあります。
さらに職場の状況が悪化して退職に失敗(退職できない)ケースもあります。
事前に退職代行に相談し、公務員の退職代行が可能な会社を選ぶことが大事です。
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佐藤さんは民間会社運営の退職代行を利用して退職できましたが、公務員の退職代行ならば各種交渉ができる労働組合か弁護士運営の業者がおすすめです(詳しくは教員の退職代行の記事をご覧ください)。
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関連記事退職代行SARABA(サラバ)の評判・口コミ | 他社にない特徴を解説
公務員を辞めたいなら退職代行もアリ
公務員の退職代行について、経験者の立場から解説してきました。
- 職場の人たちと接するのがつらい
- 退職したいがなかなか踏み出せない
- 時間がなくて退職手続きをする余力がない
- 退職したいと上司に伝えても無視される
このような方には、退職代行をおすすめします。
私は担当スタッフから退職が完了した連絡を受けたとき、本当にずっと抱えていた重荷がとれたような気分になりました。
もしもあの時、退職代行を見つけていなかったら相談をしていなかったら、諦めてしまっていたら…今の私はいなかったんだとつくづく思います。
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