30代教員でも転職できる?成功のコツや転職先、経験談を元教員が徹底解説

2021年4月15日

30代教員でも転職できる?成功のコツや転職先、経験談を元教員が徹底解説

「本当に30代で教員から転職できるの?理想の転職をする方法ってあるのかな?」と思っていませんか?

ご家庭もある方は転職後に年収や待遇が悪くならないかと不安ばかりが膨らんでしまいますよね。

この記事では、転職が気になる30代教員の方に向けて、30代教員が理想の転職をする方法をアラサーの元教員が徹底解説します。

 

「30代教員の転職事情」から「転職成功のコツ」「おすすめの転職先」も紹介します。

転職を視野に入れている30代の先生はぜひ最後までご覧ください。

 

30代でも教員から転職できる!不安要素と対処法を解説

30代でも教員から転職できる!不安要素と対処法を解説

 

まず、辞める決心がつかない方に、30代教員が転職を考えるときの不安要素とその対処法を紹介します。

 

30代教員の転職における3つの不安

  1. 30代で教員から本当に転職できるの?
  2. 教員経験しかないのに民間企業で仕事ができるのか不安
  3. 今よりも年収や待遇が悪くならないか不安

 

それぞれ解説していきますね。

 

①30代で教員から本当に転職できるの?

 

結論、30代でも教員から転職できます

 

  • 30代前半なら異業種への転職もまだ狙える
  • 30代後半なら教育業界か人手不足の業界への転職が現実的

 

転職市場では価値が低いと見なされがちな教員ですが、30代対象の中途採用の求人は豊富にあります。

 

20代ほど簡単ではありませんが、30代前半なら異業種への転職も不可能ではありません

 

みずき
私の同僚教員は30代前半で教員から出版系の企業に転職していきましたよ。

 

しかし、30代後半での異業種への転職はかなり厳しくなってきます

 

たいていの求人情報には「長期のキャリア育成のために35歳まで(が望ましい)」と記載されています。

よって、実績やスキルがまったくない状態で未経験の業界・職種に転職は難しいでしょう。

 

30代後半の教員の方は、経験を活かせる教育業界や学童保育・介護といった人手不足の業界への転職を考えるのが現実的です。

 

②教員経験しかなくて民間企業で仕事ができるか不安

 

教員と親和性の高い教育関係企業やあなたの得意なことに関係した業界・職種への転職ならスキルや経験を活かせます。

 

塾講師や学童保育への転職なら教員経験をプラスに捉えてくれる企業が多いですよ。

 

みずき
あなたの得意なことやできること(スキル)から転職先を探せばまったく仕事ができないことはないはずです。

 

③今よりも待遇が悪くならないか不安

 

待遇は企業によって大きく違うので、譲れない条件から転職先を探しましょう。

 

みずき
多くの方が気になる転職後の年収からお話しますね。

 

30代教員が転職したときの年収変化

 

まず、30代教員の平均年収は約560万円です。詳細は下記の通りです。

  • 公立小学校で556万円
  • 公立中学校556万円
  • 公立高校で560万円

出典:Education Career

 

次に、民間企業を含めた30代の平均年収はこちらになります。

  • 30代前半(30〜34歳) 585万円
  • 30代後半(35〜39歳) 685万円

出典:マイナビ転職モデル年収平均ランキング

 

20代教員の転職では年収低下が懸念されましたが、30代になると教員以外の仕事の方が年収が高いという結果になりました。

 

みずき
あくまでも平均年収ですし、企業や未経験の職種に転職すると年収の低下も考えられます。でも、結構驚きますね。

 

参考


あなたの適性年収はミイダスというアプリで無料診断できます。

会員登録なし・たった5分で転職市場でのあなたの適性年収がわかります。ぜひ試してみてください。

適性検査LP

 

教員よりもブラックな待遇にはならない可能性が高い

 

リクナビNEXTなどの転職サイトでは「残業なし」「土日休み」「年間求人120日以上」など細かな条件を指定して求人を探せます。

 

あなたが絶対に譲れない条件から転職先を選べば待遇が悪くなる可能性は低くなります

 

みずき
そもそも、教員のように実質昼休みがない、毎日のように残業や持ち帰り仕事をしないと終わらないという仕事はなかなかありません。

 

30代教員が転職を成功させる3つのポイント

30代教員が転職を成功させる3つのポイント

 

30代教員が転職を成功させるポイントは3つあります。

 

30代教員が転職を成功させる3つのポイント

  1. 自分の得意なこと・スキルで実績を作る
  2. 転職したい業界・企業の方との人脈を作る
  3. 転職エージェントに登録し、求人紹介や転職サポートを受ける

 

それぞれ解説していきますね。

 

成功のポイント①自分の得意なこと・スキルで実績を作る

 

20代ならやる気などのポテンシャルが重視されますが、30代の転職ではこれまでの職務内容や実績が求められます。

 

たとえば、重要なプロジェクトを成功させた、売上アップに貢献したなど「マネジメント経験」や「即戦力」が重視されます。

 

さらには実績を元に「自分の能力をその企業でどう活かせるか」をアピールしなければ内定獲得できません。

 

教員の強みは言語化しにくいので、転職エージェントの無料キャリア相談を利用するのがおすすめです。

転職で使えるわかりやすい言葉であなたの強みを表現してくれますよ。

 

あなたを採用することで会社にどんなメリットがあるかを提示するのが大事です。

 

成功のポイント②転職したい業界・企業の方との人脈を作る

 

転職先の企業や興味のある業界の方と人脈を築いておくといいことがあります。

 

運が良ければ、急にポストが開いたタイミングで採用の話が舞い込んできたり、コネ入所同様に書類選考パスなどの特別扱いを受けられたりします。

 

たとえば、下記は人脈作りの一例です。

  • WantedlyやTwitterなどのSNS経由で企業人とつながる
  • 転職エージェント(無料の転職支援サービス)の担当者と仲良くなる

 

WantedlyというビジネスSNSはベンチャー企業中心に企業人とつながることができます。Twitterで企業のアカウントをフォローして絡んでみるのもアリですね。

 

SNSでの交流は勇気がいるのでちょっと…という方は、転職エージェントの担当者(キャリアコンサルタント)と仲良くなることを意識してみてください。

 

転職エージェントにあなたの人柄や熱意が伝わるほど、優良な企業にあなたを売り込んでくれる確率が高まります。

 

成功のポイント③転職エージェントに登録し、求人紹介や転職サポートを受ける

 

成功のポイント①②でも述べましたが、教員の転職では転職エージェントを利用しましょう

 

転職エージェントとは、求人紹介や提出書類の添削、面接対策などの転職サポートを無料で行ってくれるサービスです。

 

転職エージェントを利用すると下記のようなメリットがあります。

 

  • 企業との人脈づくりに役立つ
  • 言語化が難しい教員スキルやあなたの強みを転職のプロが診断してわかりやすく伝えてくれる
  • 転職サイトで公表されていない非公開求人(大企業や人気の好条件の求人)に出会える

 

リクナビNEXTなどの自分で求人検索する転職サイトと併用すれば、求人の幅が広がり転職サポートも無料で受けられます

 

教員は就活や転職に慣れていないので転職エージェントの転職サポートがあると心強いです。

 

サービスはすべて無料なのでぜひ登録してみてください。

 

30代教員におすすめの転職エージェント2選

 

みずき
最初は1~2つほど登録してうまく行かない場合に増やしていく方法をおすすめします。

\30代の転職に強い・親身な相談に定評/

マイナビエージェントに登録する(公式サイト)

※登録・利用すべて無料

 

\求人数NO.1 ・業界NO.1の転職支援実績/

リクルートエージェントに登録する(公式サイト)

※登録・利用すべて無料

 

その他の転職エージェントや利用方法は教員におすすめの転職エージェントで紹介しているので参考にしてください。

 

30代で教員を辞めたくなる5つの理由

30代で教員を辞めたくなる5つの理由

 

10年近くも教員を続けてきても30代になってから転職を考える方もいます。理由は下記5つ挙げられます。

 

30代で教員を辞めたくなる5つの理由

  1. 仕事と子育ての両立が無理過ぎる
  2. 一度でも教員以外の仕事を経験してみたい
  3. 教員以外に通用するスキルが身につかない不安
  4. 生徒との距離の取り方が難しくなった
  5. 「もう若くない・・?」過労で体力が限界

 

①仕事と子育ての両立が無理過ぎる

 

30代は教員の仕事にも慣れてくる一方で、若手の育成や主任・部長を任されるなど学校内での責任が重くなってきます。

 

加えて、プライベートでは結婚して家庭を持ち、出産・子育てと自分の時間を持てないほど忙しくなります

 

教員生活をしながら子育てするのは本当に大変ですよね。

 

同僚の先生方は

  • 自分の子どもは毎日のように延長保育
  • 帰宅するのは子どもが寝た後

 

どちらかのパターンがほとんどでした。

 

みずき
教員の仕事と子育てを両立する生活が思い描けなかったことは教員を辞める決め手になりました。

 

②一度でも教員以外の仕事を経験してみたい

 

転職市場において異業種の仕事に転職できるタイムリミットは30代までと言われます。

 

一方で、教員の成り手は減少傾向です。一度民間企業を経験してから教員に戻るという選択肢も十分考えられます。

 

異業種に転職できるタイムリミットが迫っているため、30歳を境に教員以外の仕事にチャレンジしたい気持ちが湧いてくるんですよね。

 

③教員以外に通用するスキルが身につかない不安

 

教師に求められるスキルは特殊なので、つぶしが効かないとよく言われますよね。

 

  • 教員しか経験したことがなく今後のキャリアが不安
  • 民間企業でも通用するビジネススキルを身に付けたい

 

30歳を境に将来的な不安から教員以外の仕事も経験しておいた方がいいと考える先生は少なくないです。

 

みずき
昨今では定年がどんどん伸びています。この先30年以上も教員「しか」できないというのは確かに怖いかもしれませんね。

 

④生徒との距離の取り方が難しくなった

 

30代になると生徒との距離の取り方が難しくなってきます。

 

20代の頃は生徒と年齢が近いので「お姉さん・お兄さん」「友達」のようなノリで接することができます。

ノリと勢いで授業に引き込めることもありますよね。

 

しかし、30代になると生徒との感覚のズレが次第に大きくなり、20代の頃と同じ手法では生徒が付いてこなくなります。

 

生徒と距離を縮めたくても空回りして指導にのってこないんですよね。

 

⑤「もう若くない・・?」過労で体力が限界

 

結構深刻なのが、疲れがたまって教員の仕事が20代の頃と同じようにできなくなることです。

 

30代になると寝ても疲れが取れなくなってきます。帰宅すると「持ち帰りの仕事をしたいのに寝たい」状態が毎日続きます。

 

みずき
同僚教員は授業の合間に青汁飲みながら仕事してました…。 ただでさえストレスが多い仕事なので体力がなくなると詰みます。

 

30代教員の転職先は教育系や営業職などさまざま

30代教員の転職先は教育系や営業職などさまざま

 

30代教員の転職先としてはたとえば下記が挙げられます。

 

教員免許を活かせるのは「塾講師」や「学童保育指導員」

 

塾講師は教員経験を活かせる転職先の一つです。

学校に比べて勤務時間が夜型になりますが、朝に弱い方や学校以外で勉強を教えたい方には向いています。

 

学童保育指導員は共働き世帯の増加に伴って需要が高まっている仕事です。

過酷な職種というイメージもありますが、はじめての学童指導員という転職サービスを利用すると、労働条件のいい学童保育所のみを紹介してもらえますよ。

 

どの世代にも人気の「事務職」

 

教員は基本的なPCスキルが身についている方がほとんどです。

ICT教育もやられてる先生ならパワーポイントでの資料作成なども安心ですよね。

 

残業少なく定時で退勤したい方や人と関わるのに疲れた方などに人気の仕事です。

 

教員との相性がいい「営業職」

 

教員との親和性が意外と高いのが営業職です。

 

教員は人と話すことが好きな方が多いのでコミュニケーション能力はバッチリ。

 

情報をわかりやすくまとめて伝えることも得意なので、商品の魅力をわかりやすくお客さんにアピールできるはずです。

 

教員のホスピタリティを活かせる「介護職員」

 

教員はきめ細やかなケアが求められる介護職との相性もいいです。

 

介護等体験で介護施設の仕事を経験しているので、働くイメージが湧きやすいですよね。

3年の現場経験を積めば介護福祉士(国家資格)も狙えますよ。

 

みずき
もちろん教員の転職先はこれだけではありません。得意なことや興味のある分野に挑戦してみても大丈夫です。結局は応募してみないとわからないですからね。

 

30代で教員から転職した同僚の体験談

30代で教員から転職した同僚の体験談

 

私の同僚で30代で教員から転職した方は3名いました。

 

30代前半で出版業界に転職したのは非常勤講師の方です。

 

ご自身でも文章を書かれている方だったので、知人のツテで出版業界に未経験で転職されました。

 

みずき
この年で正社員になれたのはラッキー!とおっしゃっていました。

 

他2名は常勤の先生でしたが、こちらも30代前半で未経験の異業種(サービス業)への転職に成功されました。

 

全員に共通するのは、得意分野での実績や転職先への人脈を持っていたことです。

 

人脈作りは難しいですが、SNSや転職サイト・転職エージェントを通じた転職活動の中で業界人との接点を持てれば有利になります。

 

教員の転職は30代でも間に合う!早めの行動が肝要

教員の転職は30代でも間に合う!早めの行動が肝要

 

この記事では、30代教員の転職について解説してきました。

 

教員の転職は30代でも遅くありません

 

30代前半なら異業種への転職も視野に興味のある転職先を探していきましょう。

30代後半なら教育関係や学童保育・営業職・介護といった求人が豊富なところを狙えば十分に転職できる可能性があります。

 

30代教員が転職するためには、実績・人脈・転職サポートが必要です。

まとめ:30代教員が転職へ向けて今すぐできること

 

30代の転職においては時間は何よりも貴重です。

転職サイトや転職エージェントに登録し、転職へ向けた具体的な行動を今すぐ開始しましょう。

 

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  • この記事を書いた人
みずき

みずき

元高校教員(社会科・非常勤)| 偏差値30~60台までの複数校で7年勤務 | 出産を機に退職 | 教師を辞めたい若手教員の相談経験を活かし、教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します |

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