教員から民間企業に転職する方法・おすすめ転職先を元教師が解説

2021年7月1日

教員から民間企業に転職する方法・おすすめ転職先を元教師が解説

「教員から民間企業に転職を考えているけれど、何から始めたらいい?どんな転職先がある?」

民間企業への転職を考えている方に向けて、教員から民間企業へ転職する方法とおすすめの転職先を元教師が解説します。


みずき

高校教員7年目で在宅ワーカーに転職したみずきです。

教員から民間企業に転職した先生方にもお話を伺ってまとめました。


教員から民間企業に転職したい方は、後悔なくスムーズに転職活動を進めていけるはずです。ぜひ最後までお読みください。

教員から民間企業に転職する方法:5ステップ

教員から民間企業に転職する方法

まず、教員から民間企業に転職する方法と流れを解説します。

教員から民間企業に転職する方法と流れ:5ステップ

  • 教員(公務員)から転職したい理由を整理する
  • 自分の強みやスキルを棚卸しする
  • 求人を探す(転職サイト・エージェントに登録)
  • 求人に応募する(書類選考・面接)
  • 退職を伝える


それぞれ解説していきますね。

①教員から転職したい理由を整理する

はじめに、あなたが転職したい理由を整理していきましょう

転職したい理由を整理することで下記が明確になります。

  • 転職以外の方法で解決できることもある
  • 転職先に求める条件(転職の軸)が明確になる


初任者ならまだ教師の仕事に慣れていないだけの可能性があります。したがって、転職以外の方法で悩みが解決するかもしれません。

>>教員辞めたい初任の方へ!退職した元教師からのメッセージ

また、転職したい理由を整理するとことで、転職先に求める条件(転職活動の軸)が定まります

たとえば、定時で帰りたいなら残業が少ない職種、子どもの相手に疲れたなら企業相手の営業や介護業界というように絞り込んでいけます。

民間企業(とくにベンチャー企業)では常に新しい発想・行動力が求められ、自身の希望を叶えられやすい場であると言えます。


「なぜ」転職したいと思うのか、転職をして「何を」やりたいと思っているのを明確にして、教員(公務員)という安定から離脱してでも必要な転職であるのかを一度考え直してみてください。

関連記事教員と民間どっちが大変?経験者が違いを比較

②自分の強みやスキルを棚卸しする

次に、教員から転職すると決めたら、自分の強みやスキルを棚卸ししましょう

自分の強みを活かせる転職先を見つけられますし、面接でも「私はこれができる」とはっきりアピールできます。

教員として培ったスキルなら

  • 児童生徒・保護者の方々・教員同士で必要な人間関係を構築する力(コミュニケーション能力)
  • 基本的教養
  • 教材作りや事務作業で身に付いたパソコンのスキル


ザっと挙げただけでも、これらの能力が高められているはずです。


もし自分の強みが見つからない場合は、下記の方法で強みを発見できます。


みずき

私はリクルートエージェントの電話面談を利用しましたが、自分の市場価値と今後取るべき行動がわかったので有益でしたよ。

>>リクルートエージェントに無料相談する

関連記事【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)を紹介

③求人を探す(転職サイト・転職エージェントの利用)


いよいよ民間企業の求人を探して応募していきます。求人検索には主に下記3つの方法があります。

求人の探し方

  • 転職サイトに登録して検索する
  • 転職エージェントで求人紹介を受ける
  • ハローワークや求人誌、SNS、コネで探す


それぞれ解説していきますね。

①転職サイトに登録して検索する


一つ目は、転職サイトに登録して自分で求人検索をする方法です。


転職サイトを使うなら求人数の豊富なリクナビNEXTだけでも登録しておきましょう。

  • グッドポイント診断といった自己分析ツールの利用
  • 希望条件を絞っての求人検索
  • サイト上からエントリーが可能
  • 履歴書や職務経歴書を作成しておくことで企業からスカウトが来ることもある


上記のように転職サイトに登録するメリットは数多くあります。>>リクナビNEXTに無料登録する



転職サイトのツールで教員の職務経歴書もサクッと作れます。

転職サイトを眺めているだけだと仕事のイメージが掴めないという方は、リクルートエージェントなどの転職エージェントに頼るのがおすすめです。


関連記事教員が転職サイトを使うメリットとは?厳選6サイトを元教師が紹介

②転職エージェントで求人紹介を受ける

二つ目は、転職エージェントから求人紹介を受ける方法です。


転職エージェントとは、担当アドバイザーが一人一人の転職を無料でサポートしてくれるサービスのことです。

  • 定期的に面談を行って自身に合う求人を紹介してくれる
  • 履歴書転職や面接対策などの転職サポートをしてくれる
  • しかもすべて無料



また、転職エージェントは一般に公開されていない非公開求人を持っています(多いところだと数万件単位です)。

大企業や条件のいい求人は公にすると応募が殺到してしまうため、非公開にする企業が多いです。

つまり、優良求人を本気で探すなら、転職エージェントに登録して非公開求人にアクセスする方がベター

みずき

10万件以上の非公開求人を取り扱うリクルートエージェントだけでも登録しておきましょう(登録・利用すべて無料です)。

>>リクルートエージェントに無料登録する


リクルート調べによると、転職成功者は平均4つほどのエージェントに登録しています。

複数利用することでそれぞれのエージェントの強みを活かせるので、教員におすすめの転職エージェント10選を参考にして選んでみてくださいね。

③ハローワークや求人誌、SNS、コネで探す

その他、求人を探す方法としては、

  • ハローワークで相談する
  • タウンワークなどの求人誌
  • WantdlyのようなビジネスSNS
  • コネを利用する

などの方法があります。

ハロワは同じように転職活動・求職活動に取り組む方々が集まるため、自身を奮い立たせられることもできますが、求人がピンキリ過ぎるのが難点です。

SNSやコネは人によっては難易度が高いので、転職サイトや転職エージェントを利用する方がスムーズです。

④求人に応募する(書類選考・面接)

転職サイトや転職エージェントなどで気になる求人に応募してみましょう。

書類選考を突破しよう!

まずは、書類選考を通過しなければなりません。


応募時に必要な書類は下記です。

  • 履歴書
  • 職務履歴書
  • 企業独自のエントリーシート(あれば)


履歴書や職務履歴書の自己PR欄で必要な強みは、【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)で解説しています。

職務履歴書の書き方については、>>実際に使った教員の職務経歴書サンプルの記事を参考にしてください。

⑥退職を伝える

教員の転職・退職は3月末が圧倒的に多いです。


3月末で退職する場合には退職が決まった時点で伝えるのがベストですが、遅くとも1ヵ月前には伝えるようにしましょう。

退職を伝えるタイミングについては、教員の転職にベストな時期・スケジュール・伝えるタイミングで詳しく解説しています。



また、良さそうな求人があったから年度途中に辞めたいと考える方もいるかと思います。

みずき

実際には、教員の年度途中の退職は可能です。私自身は出産のために秋に退職しています。 教育困難校だったので年度途中で辞めていく先生も数多く見てきました。


途中で辞めたくない方は、採用面接の際に入社時期を検討してもらえる企業もあるのでダメ元で交渉してみましょう。

教員から民間企業への転職先おすすめ7つ

教員から民間企業への転職先おすすめ7つ

教員から民間企業への転職でおすすめの転職先を7つ紹介します。

教員から民間企業への転職先おすすめ5つ

  1. 塾講師・家庭教師
  2. 各種スクール講師(英語・音楽・ダンス・水泳・体操等)
  3. IT企業
  4. 営業職
  5. 学童保育
  6. 介護職
  7. 事務職

それぞれ解説していきます。


①塾講師・家庭教師


教員から民間企業への転職先一つ目は、塾講師や家庭教師など子どもに教える仕事です。

子ども一人一人を丁寧に見てあげたい方は家庭教師や個別指導塾へ転職すれば教員免許やスキルを活かせます。

  • 夜型の生活になっても構わない方
  • 学習指導に集中したい方
  • 勉強を教えることが好きで子どもとかかわり続けたい方
  • 教員免許や経歴・スキルを活かしたい方

におすすめの転職先です。

②各種スクール講師(英語・音楽・ダンス・水泳・体操等)

教員から民間企業への転職先二つ目は、英語や音楽などの各種スクール講師です。

スクール講師は1つのカテゴリーに特化しており、自分の「好き」を教えてあげられる職でもあります。

  • 英語の先生なら幼児向け英会話教室の先生
  • 体育の先生ならインストラクター
  • 情報の先生ならパソコン教室の講師

好きな英語を話すことが子どもの耳で聞く教育に繋がる、好きなダンスを踊ることが子どもの目で見る習得に繋がる、まさに自分の趣味や特技を活かせる転職先です。

③IT業界


教員から民間企業への転職先三つ目は、IT業界(SEやプログラマーなど)の仕事です。


IT業界はこのご時世もあって右肩上がりに成長しており人手不足です。

未経験でも採用されやすいので、転職で実務経験やスキルをアピールしにくい教員にはおすすめの転職先です。


実際に日本史の先生からSEに転職した方もいます>>SEへの転職体験談


常に新しい技術を勉強し続けなければならない仕事ですが、在宅勤務が可能な企業もあるのでメリットも大きいですね。

関連記事教員の転職にIT企業がおすすめの理由を元教員の現役SEが語る

④営業職


教員から民間企業への転職先四つ目は、営業職です。


教員はコミュニケーション能力に長けているだけでなく、商品の特徴や魅力をわかりやすく伝えることも得意。

つまり、営業職と相性がいいです。

売り上げに応じてインセンティブ(ボーナス)が出たり、昇進・昇給したりとよくも悪くも数字で結果が見えます。

バリバリ働いて結果が見えた方がやる気が出るという方にはおすすめの転職先です。

⑤学童保育(放課後支援員)

教員から民間企業への転職先5つ目は、学童保育(放課後支援員)です。


学童保育所で働く放課後支援員は、放課後や夏休みなどに子どもを預かる仕事。

共働き世帯の増加とともに需要が高まり、常に人手不足の業界です。


子どもに慣れており、教員免許も持っている元教師ならスキルや経験を十分活かせます。

過酷な職種というイメージもありますが、はじめての学童指導員という転職サービスを利用すると労働条件のいい学童保育所のみを紹介してもらえます。

⑥介護職

教員から民間企業への転職先6つ目は、介護職です。

教員の対人スキルや奉仕・忍耐といったマインドを活かせる仕事です。

デイサービスや特別養護老人ホームなど、介護等体験で経験しているので仕事のイメージも付きやすいかと思います。

今後なくなることはない仕事で需要も高いので、夜勤に抵抗のない方にはおすすめの転職先です。

⑦事務職

教員から民間企業への転職先7つ目は、事務職です。

教員は基本的なパソコンスキルが身に付いている方が多く、ICT教育もこなせる先生ならパソコンの能力に問題はありません。


各種書類等、膨大な事務作業もこなせる忍耐力もあります。

ただし、事務職はどの職種・年代からも人気の転職先なので競争率は高めです。

簿記やMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)などの資格があれば有利ですね。

教員から民間企業への転職は十分可能

教員から民間企業への転職は十分可能

教員から民間企業への転職は十分可能です。

どんな転職先がいいか自分でもわからない、転職すべきか迷っているという場合は、転職エージェントに相談してみるのをおすすめします。

私はリクルートエージェントの電話面談を使ってみた結果、転職活動の方向性が定まりました。

電話やオンラインで無料相談できるので、転職に対する不安や疑問を解消したい方は検討してみてください。

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関連記事リクルートエージェントの強みとは?評判口コミからメリット・デメリットを検証

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みずき

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

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