教員・公務員にはFX(外国為替取引)はおすすめしません。
理由は単純に「稼げないから」です。
投資好きの私(元教員)は200万円を元手にFX(自動売買と手動取引)を1年間行ってみました。
結果はこちらです。

画像にはありませんが1年間運用した利益が107,224円、含み損が画像の通り60万円ほど出ています。
※含み損とは「今決済したらこのくらい損しますよ」という「確定していない損失」のことです。

正直、もうFXに投資するのは止めたいです。含み損を解消できたら出金して他の投資に回します。
FX(とくに短期売買)に不向きな教員・公務員には暗号資産(仮想通貨)がおすすめです。
詳しくは教員・公務員でも仮想通貨(暗号資産)買える?で解説しているのでぜひご覧ください。
教員(公務員)にFXをまったくおすすめできない理由


教員(公務員)にFXをまったくおすすめできない理由は下記です。
- 多忙な教員に短期売買は不利
- 投資初心者がFX稼ぐのは難しい
多忙な教員に短期売買は不利
教員・公務員は本業があるので一日中チャートを見ながら売買することはできません。
もし本業の合間にFXを行ってしまえば処分を受ける可能性もあります。
>>教員の副業解禁いつ?教師ができる副業と注意点
教員や公務員など本業がある方は、FXで短期売買を繰り返して利益を上げるやり方は不向きです。
ガチホ(所有しておく)前提の投資なら、積み立てNISAや仮想通貨の方がおすすめです。
>>元教員が45万仮想通貨(ビットコイン)に投資してみた
投資初心者がFXで稼ぐのは難しい
FXは投資初心者が稼ぐのは非常に難しいです。
私はFXの手動売買(自分のタイミングで売り・買いのポジション持つこと)と自動売買(システムに運用してもらうこと)のどちらも経験しましたが、ほぼ負けてます。
FXは少なくともチャートの見方・分析や世界情勢を読む力が必要です。
何も知らない投資初心者がレバレッジ(担保の何倍もの金額を取引できるしくみ)をかけてFXを行って負けた場合、一気に資産を失います。
FXをやってみたい方は、基本的なことだけでも勉強しておくのをおすすめします。
FX初心者にはこちらの本がわかりやすいです。


教員・公務員のFXは違法じゃない!税金や確定申告について解説


教員・公務員がFXを行う際に、そもそも副業に当たるのか、税金や確定申告はどうなるのか気になりますよね。
まず、FXは資産運用の一種なので副業に当たりません。
したがって、教員・公務員でも問題なくFXを行うことができます。
下記でFXにかかる税金について解説していきます。
FXは分離課税・利益には20%の税金がかかる
FXは分離課税です。
他の所得と合算されることなく純粋に「FXの運用益」に20%の税金がかかります。
※反対に仮想通貨は総合課税なので、運用益は他のすべての所得と合算した額に累進課税(最大45%)されます。
FXで一定の利益が出たら確定申告が必要
FXで一定の利益を得ると所得税と住民税の課税対象となります。
また、FXには特定口座がありませんので自分で確定申告する必要があります。
特定口座とは、証券会社が私たちに代わって損益計算をして源泉徴収(納税)をしてくれる口座のこと。
株式ならば特定口座で申し込めば確定申告をせずに源泉徴収で納税できますが、FXには特定口座はないので確定申告が必要になります。
教員(公務員)のFXはやるなら余裕資金で!


FXは資産運用としてはまったくおすすめできません。
それでもFXを始めたい方は、余裕資金だけなら遊んでみるのもアリだと思います。
私のようによくわからないまま投資すると失敗するので、多少なりともFXを勉強してから始めるのをおすすめします。
FXをやってみたい方は、FX口座を開設すれば誰でも簡単に始められます。
大手のDMM FXなら
チャートが見やすくて操作も直観的なので、初心者でもわかりやすいです。
※お得なキャンペーンも随時行っているので公式サイト




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