教員におすすめの転職サイト・エージェントを見る>>

教員の辞め方・退職方法|経験者が手順・流れを解説

教員の辞め方・退職方法|経験者が手順・流れを解説

「教員の辞め方(退職の流れ)ってどうなっているの?円滑にやめるための手続きや注意点ってある?」

このようなお悩みを抱える方に向けて、教員の辞め方・退職方法の手順を元教員の私が解説します。

みずき

元私立高校教員(非常勤講師)のみずきです。教員7年目に退職しましたが、トラブルなくやめられたので経験談を踏まえて解説します。


円滑に辞めるためには退職までの流れを知った上で、計画的に行動するのが大事です。

トラブルなく教員を辞めたい方はぜひ最後までお読みください。

タップできる目次

教員の辞め方・退職方法

教員の辞め方・退職方法

教員の辞め方(退職方法)は下記の流れで進みます。

教員の辞め方(退職方法):3ステップ

  1. 管理職に退職の意思を伝える(できれば1ヵ月前まで)
  2. 事務室から退職関係書類をもらい提出する
  3. 公務員は辞令交付式に出席(3月下旬)

それぞれ解説していきます。

①管理職に退職の意思を伝える

はじめに、教員を辞める場合には管理職(校長・教頭)に退職の意思を伝えます

退職願や辞表は不要


管理職に伝える際には「教員を退職したい」と口頭で伝えればOKで、退職願や辞表は不要です。

退職願や辞表は退職したい意思を伝える文書なので、辞めたい意思が伝われば必要ないです。

ドラマではよくありますが、実際に退職願や辞表を書いて辞めた先生を7年間で一人も見たことがありません。

しかし、事務に提出する「退職届」は必要です。

退職届は退職する旨を記しておく文書。
事務の先生から決まった形式の書類が渡されるので、記入例に従って書けば大丈夫です。

秋の個人面談時に退職を伝えるのがベスト


来年度の動きを決める人事面談や個人面談のときに、口頭で退職したい旨を伝えましょう。

遅れてしまった場合でも、後任探しや引継ぎなどの手続きがあるので、遅くとも1ヵ月前までには済ませたいですね。

関連記事教員の転職にベストな時期・スケジュール・伝えるタイミング

②事務の先生から退職関係書類をもらって提出

次に、退職関係の書類を事務の先生からもらいましょう。

退職に関する書類は下記5つです。

  1. 退職届
  2. 健康保険
  3. 公的年金
  4. 税金の控除
  5. 退職金の請求


これらの書類を書いたら事務の先生に提出します。

年度末ギリギリだと手続きが間に合わない可能性があるので、余裕をもって提出しましょう。

私立学校の教員は書類提出したら退職の手続きは完了です。

③公務員は辞令交付式に出席(3月下旬)

最後に、公務員は辞令交付式に出席します。

実は教員に任命されるときだけでなく、退職するときにも辞令が必要なのです。

しかし、辞令交付式はやむを得ない理由があれば欠席できます(実際に欠席している方もいます)。


欠席した場合には、管理職が代理で受理して事務の方が辞令を自宅に郵送してくれるようです。

関連記事:辞令交付式を欠席した公務員の方のお話:【実体験】公務員の私が退職代行を使ってみた体験談

みずき

以上で教員を退職することができます。

後悔しない教員の辞め方・退職方法の覚書

後悔しない教員の辞め方・退職方法の覚書

教員を退職する際には、後悔のない辞め方をするために下記3つに注意しましょう。

後悔しない教員の辞め方・退職方法の覚書

  1. 年休(有給休暇)を消化しておく
  2. 引継ぎの資料を整えておく
  3. 辞める前に転職活動を始めておく

それぞれ解説していきます。

①年休(有給休暇)を消化しておく

まず、教員を辞める前には年休(有給休暇)を消化しておきましょう

退職手続きが済んだら退職日まで年休を使い、引っ越しや新しい仕事の準備に備えた方が心機一転頑張れます。

関連記事教員なのに学校行きたくないときの対処法

②引き継ぎの資料を整えておく

次に、辞める前に引き継ぎを万全にしておきましょう

とくに年度途中で退職する場合には、担当している生徒の成績や使っている教材などを整理して、後任の先生に引き継ぐ必要があります。

年度途中で辞める方は>>教員を年度途中で辞めるのはアリ?円満退職のポイントで注意点を解説していますのでご覧ください。


③在職中から転職活動を始めておく

最後に、転職する場合には在職中から転職活動を始めておきましょう。

一度辞めてしまうと履歴書に空白(離職期間)ができてしまいます。

離職期間が長いと

  • 転職活動に差し支える
  • 採用面接で離職期間がある理由を聞かれる
  • 保険年金の問題

このようにいろいろと問題があるので、離職期間はない方がいいです。

転職活動は在職中から始めておきましょう。

退職時に引き止められた場合の対処法

退職時に引き止められた場合の対処法

もし退職時に執拗に引き止められて困るときは、退職代行を利用するのもありです。

退職代行とは、あなたの代わりに業者が退職手続きを行ってくれるサービス。

やり方次第では一切出勤することなく退職手続きが完了します。

実際に退職代行で辞めている教員(公務員)もいます。
>>教員が退職代行を使う注意点とおすすめ業者

細かい手続きは代行業者が熟知しているので、気になる方は利用前に不明点を相談してみることをおすすめします。

教員(公務員)の退職実績があるおすすめ退職代行業者3選

  1. 退職代行SARABA(サラバ):2023年度の教員(公務員)の退職実績あり!LINE即レス対応でいつでも相談できる
  2. 弁護士法人みやび:弁護士の退職代行なので、万が一のトラブルを回避したい方に最適
  3. 退職代行ニコイチ:実績重視の方向け

退職代行SARABA(サラバ)ならすべてのやりとりがLINEで完結。

教員(公務員)の退職代行実績もありますし、24時間365日LINEで無料相談できます。対応可能かどうかまずは相談してみてくださいね。

>>退職代行SARABAに無料相談する

退職代行SARABA(サラバ)の評判・口コミはこちら 、体験談は退職代行SARABA(サラバ)を使って辞めましたをご覧ください。

公務員の方の退職代行体験談は>>【実体験】公務員の私が退職代行を使ってみた体験談でお読みいただけます。

教員の辞め方・退職方法を知って円満に辞めよう

教員の辞め方・退職方法を知って円満に辞めよう

教員の辞め方・退職方法について解説してきました。

手順に沿って計画的に進めていけば、ほとんどの方はトラブルなく辞めることができます。

もし執拗な引き止めにあった場合には、退職代行に頼む方法もあります。

円滑に退職して今後の人生のいいスタートを切りましょう。


これから転職活動を始める方は教員から転職する流れ・転職活動のスケジュールもご覧くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

コメント

コメントする

タップできる目次