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【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)を紹介

【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)を紹介

「教員を経験して得られる強み(スキル)って何?」「自己PRにどんなことを書けばいいの?」と思っていませんか?

みずき

この記事は元教員(高校社会科7年・現在は退職)で10社以上の転職エージェント・サイトを利用したみずきが解説します。


教員の仕事って特殊だからどんな経験が強みなのか、自己PR文に何をどうやって書いたらいいのかわからないですよね。

そこで、教員からの転職を考える方に、転職で役立つ7つの教員スキル(強み)を紹介します。

教員は潰しが効かない(転職は難しい)と言われますが、教員を経験したからこそ身についたスキルや強みをうまくアピールすればあなたの能力を活かせる業界・職種への転職が可能です。

結論として、強みを活かして転職するなら転職エージェントに相談するのが最善です。
自分では気づけない強みを探し出して自己PRに書ける言葉にしてもらえます。

登録するならアドバイザーの質が高いリクルートエージェントがもっともおすすめです(私も利用しました)。

転職に必要な自己PR 文の作成や転職先選びの参考にしてください。

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転職で役立つ教員の7つの強み(スキル)を紹介

転職で役立つ教員の7つの強み(スキル)を紹介

教員のスキルをうまく活かせば転職を乗り切ることが可能です。

自分の強みがわからない方のために、転職に活かせる教師のスキル7つを下記にあげてみました。

転職に活かせる教員スキル7選

  1. コミュニケーション能力
  2. プレゼンテーション能力
  3. 目標に向かって集団を統率する力(マネジメントスキル)
  4. 事務処理やICT教育で培われたパソコンスキル
  5. 専門科目の知識(英語・プログラミングなど)
  6. 忍耐力(ストレスマネジメント能力)
  7. 計画性とマルチタスク処理能力

それぞれ解説していきますね。

①コミュニケーション能力

教員の強みの1つは、コミュニケーション能力の高さです。

就活や転職で重要視されるコミュニケーション能力とは

  • 相手に伝える力
  • 相手の話を聞く(傾聴する)力
  • 相手の気持ちを読み解く力

これらを指します。

教員は子ども相手にわかりやすく伝えることを常に意識し、子どもの話に耳を傾け、トラブルや悩みなど子どもの様子に変化はないかを読み解く力を持っています。

つまり、教師として働く中でコミュニケーション能力が自然と身についているんですね。

厳しく指導するだけでなく、子どもの目線に立って話したり、多様な保護者の要望に応えたり。悩んでそうな新任の先生を気にかけて自然に悩みを打ち明けられるようにしたり…。

他人への配慮やフォローもコミュニケーション能力の一つです。

教師は児童生徒・保護者・同僚教員・地域の方・外部業者など多様な立場の方とやりとりする仕事です。

魅力的な授業づくりや学級運営、保護者(いわゆるモンスターペアレントも含む)への対応などでさまざまな工夫をされているはず。

教員として心掛けていることや経験を棚卸してアピールポイント(強み)を分析してみましょう。

②プレゼンテーション能力

そもそも教師は「教えることが得意」であり、本来の仕事。

言い換えるならば「プレゼンテーション能力」が強みになります。

教員の持つプレゼンテーション能力とは

  • 大勢の人の前で堂々と話せる力
  • 子ども相手にでもわかりやすく伝えられる力

このようなスキルを指します。

旅行代理店JTBが2018年に行った調査によれば、実に75%もの人が「複数の人の前で発表すること」に苦手意識を持っています。

一方、教員は数十人から数百人の生徒の前で話すこともしばしば。そんな大勢の人の前で堂々と振る舞えるのは立派な能力です。

しかも、伝える相手は言葉や心が未熟な子どもたち。

子どもの心を惹きつけて離さない話術や見せ方(パフォーマンス)を研究して実践できるのが教員です。

プレゼンテーション能力は社内プレゼンや営業職での新商品の売り込みなどで活かせるスキル。

子どもにもわかりやすい・おもしろい授業づくりにために心掛けた工夫を事例として、企業でどう生かせるかにつなげてみましょう。

生徒がつまづくであろうポイントを想定して事前に説明した、質問に答えられるように教科の知識を勉強したなど、自己研鑽に励んだ経験を棚卸してみてください。

③目標に向かって集団を統率する力(マネジメントスキル)

「教員にもっとも必要なのは統率力」と、私は教育実習で教わりました。

多感・多様な子どもたちを励まし、時には厳しくしながら目標やあるべき姿に導いていくのは、普通の人ではできません。

生徒間の人間関係を把握して学級運営を円滑に進める力はマネジメントスキル(集団を管理する能力)とも言われます。

たとえば、教員は下記のような場面でマネジメントスキルを発揮しています。

  • ケンカやいじめなどのクラスの揉め事に気を配る
  • 行事やイベントのときには生徒の士気を高めて盛り上げる
  • 目標達成のためのサポートを行い団結力を高める

生徒の主体性を尊重しながら要所では助言し、クラスの雰囲気づくりをしていく力は企業の管理職に通じるものがあります。

集団・組織を目標に導くマネジメント能力はとくに管理職に求められるスキルですが、教員は若くしてそれを身に着けています。集団を相手にするような職種でのアピールポイントになりますよ。

④事務処理やICT教育で培われたパソコンスキル

教員は膨大な事務処理や雑務を日々こなしています。授業準備の時間を捻出するために工夫したことから事務処理能力をアピールすることも可能です。

また、ICT教育で培われたパソコンスキルも転職で強みになります。

  • Wordで学級通信やプリント、職員会議資料の作成
  • Excelで授業アンケートの統計処理や成績付け
  • PowerPointを用いたスライドショーなどICTを活用した授業づくり

これらの技術は転職で最低限身に着けておきたいパソコンスキルですが、オンライン授業の開始もあってすでに活用されている先生が多いのではないでしょうか。

IT企業やSE、情報処理を行う事務職などでは、事務処理の工夫やICT教育の事例を元に自己PRを考えてみてください。

⑤専門科目の知識(英語・プログラミングなど)

教員としての強みは、やはり専門科目の知識・技術です。

とくに英語科で海外留学経験があって英語が堪能な方や、数学・情報の先生でプログラミングが得意な方は転職で直に活かせるスキルをお持ちです。

体育科なら得意なスポーツを活かしてスポーツインストラクターへの転職も視野に入ります。

直接転職に役立つとは言えない特技でも若い先生なら将来性を見込んで採用されることもあります。特技を活かせる職種なら積極的にアピールしていきましょう。

⑥忍耐力(ストレスマネジメント能力)

ストレスの多い学校現場で身に付くのが、忍耐力(ストレスマネジメント能力)です。

ストレスマネジメントとは、ストレスに対処し、上手につき合っていくための方法・考え方のこと。

教員は感情労働と言われるほど感情のコントロールを求められる仕事です。

やんちゃな生徒にも負けず、感情を爆発させずに叱る(指導する)中で、おのずとストレスをコントロールする力が身についています。

文部科学省が行った人事行政状況調査によれば、令和元年度にうつなどの精神疾患で休職した公立学校の教員数は5478人で過去最多です。最近ではTwitterのハッシュタグ「#先生死ぬかも」や「#教師のバトン」で過酷な労働環境を訴える教員が後を絶ちません。

こんなにもストレスの多い環境で働き続けられているだけでも教員は立派過ぎます

長時間労働や生徒・教員間・管理職・保護者(いわゆるモンスターペアレントなど)との複雑な人間関係を乗り越えてきた教員の忍耐力は立派なアピールポイントです。

「ストレスに強いです!」と言うと心象が悪いので、「忍耐力」や「粘り強く問題に取り組む」などと言い換えましょう。

⑦計画性とマルチタスク処理能力

教員を経験して身につく計画性と複数の仕事を同時並行しながら進めていくマルチタスク処理能力も教員の強みです。

マルチタスク処理能力とは、計画を立てて複数の仕事を同時進行して確実に処理する力のこと。
授業・教材研究・生徒指導・校務分掌・部活動・保護者への連絡・不登校など気になる生徒への配慮・学校行事など、教員は非常に多岐にわたる複数の仕事を計画を立てて同時にこなしています。

応募する企業の職種が計画性の高さを活かせるところであれば、自己PR 文でアピールしていきましょう。

「月単位、週単位、1日単位で計画を立てて〇〇という仕事を確実に処理した」など、具体的な方法を書けば説得力が増します。

自己PR文を添削してもらう3つの方法(無料サービスあり)

自己PR文を添削してもらう3つの方法(無料サービスあり)

あなたの強みやスキルを言語化できたら、履歴書や職務経歴書の自己PR文を他人に添削してもらいましょう

おかしいところがないか客観的に見てもらうことで書類選考通過率が高まります。

自己PR文の添削を頼むには下記3つの方法があります。

  1. 教員からの転職成功者に頼む
  2. 転職エージェントに無料相談する
  3. ココナラで有料の添削を受ける

それぞれ解説していきますね。

①教員からの転職成功者に頼む

周りに教員からの転職に成功した方がいれば、経験者に頼むのが早いです。

みずき

でも、そうはいってもなかなかいないですよね…(辞めちゃってるし)。その場合は家族や友達など頼める方に読んでもらうだけでも参考になりますよ。


ただし、教員採用試験とは違って転職するための書類なので管理職に添削を頼むのはNGです。

もし頼める方がいないときやプロの意見を聞きたいときは、転職のプロである転職エージェントに登録して添削してもらう(無料)、もしくはココナラなどの有料サービスで添削を受けましょう。

②転職エージェントに相談する(無料)

周りに添削してもらえる方がいない方やプロの添削を受けたい方は、転職エージェントに登録して添削を頼みましょう。

転職エージェントとは、求人紹介や転職サポート(転職に必要な書類の指導・添削、面接対策など)を行ってくれるサービスです。

登録は3分ほどで完了・サービスはすべて無料。
教員からの転職成功者の多くが転職エージェントを利用しています。

>>【元教員厳選】転職エージェントおすすめ10選|半数以上が選んだのはココ

おすすめは業界最大手のリクルートエージェントです。

私も電話面談してもらいましたが、担当者の質が高いです。現在の市場価値や転職活動のアドバイスが理にかなっていてかなり参考になりました。

求人紹介を受けられたら履歴書・職務経歴書の書き方や添削指導でも的確なアドバイスをもらえます。

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関連【実体験】リクルートエージェントで30代ママが電話面談した感想

③ココナラで有料の添削を受ける

有料ですが、ココナラなどのスキルマーケットで添削を受けることもできます。

料金の相場は1,000~8,000円程度と請け負う方の経験によって差があります。

人に頼むよりもお金を払った方が気が楽な方や複数人に添削を受けてみたい方に利用されています。

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教員の強み(スキル)を活かせば転職も乗り切れる

教員の強みを活かせば転職も乗り切れる

この記事では転職に役立つ教員の強み(スキル)を7つ紹介しました。

転職に活かせる教員スキル7選

  1. コミュニケーション能力
  2. プレゼンテーション能力
  3. 目標に向かって集団を統率する力(マネジメントスキル)
  4. 事務処理やICT教育で培われたパソコンスキル
  5. 専門科目の知識(英語・プログラミングなど)
  6. 忍耐力(ストレスマネジメント能力)
  7. 計画性とマルチタスク処理能力

これらの教員スキルを活かし、うまくアピールできれば転職を乗り切ることが可能です。

教員は世間知らずで個人プレーの仕事のように思われがちですが、外部業者と打ち合わせしたり学校訪問で自分の学校の魅力を伝えたりと、会社員と変わらない仕事をしているものです。

教員を経験して身についた強み(スキル)を、経験を振り返って言語化してみましょう

うまく自己PR文が書けないときや履歴書・職務経歴書の書き方で迷ったときには転職エージェントに相談してみてください。
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この記事を書いた人

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

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