「実際に教員が転職で使った職務経歴書が見たい」「教員の職務経歴書や自己PRの書き方がわからない」
このような方に向けて、実際に教員が転職で使った職務経歴書サンプルを公開します。
この記事を書いた人たち
教員からの転職成功者が使った職務経歴書サンプルを参考に、あなたの経歴や強みを企業にアピールできる魅力的な職務経歴書を作りましょう。
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教員の職務経歴書【実際のサンプルを公開】




教員の職務履歴書の書き方のコツ・注意点


教員の職務要約
学習指導以外の職務を具体的に述べることがポイントです。
民間企業から見たら教員が子どもに勉強を教えられることは当たり前なので、学習指導以外の事柄を具体的に書きましょう。
私の場合だとこんな感じですね。
■職務要約
短期大学で養護教諭の資格取得後、公立小学校において2年間、養護教諭として務めました。
着任した小学校には障がいをもつ児童が多かったため、支援学級を兼任し、養護教諭として任務をこなしながら、児童の生活介助や学習支援にも携わりました。
全校児童の健康維持・増進に努め、また、障がいをもつ児童も安心して登校出来る学校環境整備、さらには保護者の方々にも信頼を得られる教職員として任務を遂行しました。
教員の職務経歴
小中高違った学校での経験があるなら、それぞれの特色について述べましょう。
- 小学校なら給食指導や6年間通して児童を指導し続けられること
- 中高であれば進路指導・部活動の顧問経験
など、いかに自分に対応力があるのかをアピールできます。
どれか1つの校種の経験であれば、担当学年が変わると同時に行った指導方法の切り替えや、逆に長年務め上げた実績について述べてみましょう。
活かせる経験・知識・技術
教員経験の持ち主が一般教養を身に付けているのは当たり前です。
したがって、職務経歴書によって「教員ってこんなことも出来るんだ」と人事担当者に思わせることが大切になります。
たとえば、
×「私は子どもに丁寧に勉強を教えてあげることが出来ます」ではなく、
〇「私は子どもが勉強を理解しやすいよう、PowerPointを用いて、表やグラフを取り入れた教材作りをしておりました」
など、具体的なスキルをアピールすることで自分を大きく印象付けることが出来ます。
また、民間企業から見た教員は、常に学校内にいるものと思われがちです。
しかし、教員は学校外(とくに校区内にある商業施設や各家庭)に対して、学校行事の周知活動を行ったり、校外学習の理解を得られるよう働きかけます。このような教員の営業力・広報力やコミュニケーション能力なども、自身のアピールポイントになります。
私の場合はこう書きました。
■活かせる経験・知識・技術
- 児童の怪我に対する手当や、突発的な事故における対応力・判断力
- 語彙力に乏しい児童にも理解出来る言葉選び・表現法・伝達に役立つ教材の選択
- 各家庭での見守りを保護者へ促すにあたって必要となる信頼関係の構築力
- 健常・障がい関係なく1人1人の児童の個性を理解し、学ばせられる指導力
関連記事【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)
資格
教員免許はもちろんのこと、自動車運転免許証や漢検・英検・TOEICにおいても、取得している資格はあるだけ記入しておくことがマストです。
履歴書(職歴欄)や免許・資格の書き方は【タイプ別】教員の履歴書(職歴欄)の書き方で詳しく解説しています。
教員の自己PRの書き方|職務経歴書にどう書く?

教員の自己PRの書き方のポイントは、とにかく具体例を挙げること。
教員経験で得られた知識や技術を民間企業に魅力的に伝えるのは難しいです。よって、できる限り具体的なエピソードやスキルを書きましょう。
例:✕ 児童に学習指導を行った
→「教員が子どもに勉強を教えるのは当たり前の行為だ」と思われる。
◯ 児童にリスニングCDや外国語教師のDVDを使用し、英会話指導を行った
→日常的に日本語を使用している児童に対し、使い慣れない英語をどのようにして指導するのか。用いた教材を提示し、日本人では難しい発音を、教材を活用することでカバーしながら、児童により良い学習を導いた結果を伝える。
上記のように、具体例を挙げることで人事担当者もイメージが湧きやすく、自身の務めに対する理解を得やすくなります。
教員の職務経歴書の書き方を指導してくれる転職エージェント

職務履歴書を作成したら第三者に添削してもらうことをおすすめします。
客観的に見てもらうことで、誤字脱字や言い回しの間違いに気づけるだけでなく、魅力的な職務経歴書に仕上がっているかがわかります。
家族や知人に頼むのもいいのですが、プロに頼んだ方が効果的な意見を得られます。
職務履歴書を添削してもらえるところ
- ココナラなどのスキルマーケット(有料)
- 転職エージェント(無料)
たとえば、職務経歴書はココナラなどのスキルマーケットで有料で添削してもらえます。
デメリットは、質や料金がピンキリなところです。経験豊富なプロに頼もうとすると8,000円ほどかかるケースもあります。
一方、転職エージェントを利用すれば職務経歴書の書き方の指導や添削を無料で受けられます。
しかも、添削してくれるのは転職のプロ(現役)なので、質も担保されています。
まだ登録していない人は担当者の質が高いリクルートエージェントで無料相談を受けるのをおすすめします。
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教員の職務経歴書の書き方で迷ったらプロに相談しよう!

実際に転職で使った教員の職務経歴書サンプルを元に、書き方をまとめました。
ポイントは自分のキャリアの棚卸しをして、具体的なエピソードや例を挙げてアピールしていくことです。
「実際に職務経歴書を書こうとしたら手が止まってしまった」
「書いてみたけれど、魅力的な文章になっているかわからない」
このように教員の職務経歴書の書き方で悩んだ方は、転職のプロである転職エージェントに相談してみてください。
求人紹介だけでなく、魅力的な職務経歴書にするための指導や添削を無料で受けることができます。
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