小学校教員を辞めたい6つの理由と乗り越え方|元教師が解説

2021年9月20日

「小学校教員を辞めたい、しんどい」「小学校の先生を辞めたいときにはどうしたらいいの?」


小学校教員を辞めたいと悩むあなたに向けて、小学校教員を辞めたい理由と乗り越え方を元教員が解説します。


小学校教員を辞めたいくらい悩んでいる先生が少しでもラクになれたら幸いです。ぜひ最後までお読みください。

みずき

こんにちは、元教員のみずきです。偏差値30台の教育困難校(高校)で勤務して7年目で退職しました。

教員を辞めたいあなたへでは辞める前に知ってもらいたい情報をまとめています。合わせてご覧くださいね。

小学校教員を辞めたいと思う6つの理由

小学校教員を辞めたいと思う6つの理由

まず、小学校教員を辞めたい理由として下記6つが挙げられます。

小学校教員を辞めたいと思う6つの理由

  • 保護者の要望・介入が多くてしんどい
  • 職場の人間関係が悪い
  • 6時間連続・休憩なしでツライ
  • 授業負担の増加(英語や道徳、ICTなど)
  • 昨今の給食指導が大変すぎる
  • 児童をカワイイと思えなくなった


それぞれ解説していきます。

①保護者の要望・介入が多くてしんどい


小学校教員を辞めたい理由1つ目は、保護者の要望や介入が多いことです。


小学校(とくに低学年)の場合には、保護者の方が学校に介入する度合いが比較的高めです。

加えて、小学生の子を持つ保護者の平均年齢は低めなので、自分よりも若い保護者からクレームが来ることもあります。

みずき

1年生の担任が新任だと、保護者から「頼りないからベテランの先生に変えてほしい」と無理な要求をする事例もあるのだとか…!


保護者からすれば、年の近い先生には意見やいろいろな要望を言いやすいもの。

逆に、先生側としては保護者からの要求や介入が多くてキツイですよね。


②職場の人間関係が悪い


小学校教員を辞めたい理由2つ目は、職場の人間関係が悪いことです。

文部省「学校教員統計調査」によると、小学校教員の6割以上は女性です。

女性の多い職場は独特のやりにくさがあるもの。

もちろん女性同士でわかり合えて助かることもあるのですが、「女の敵は女」です。

  • 嫉妬やひがみ、やっかみ
  • お局的なベテラン教員の意見が絶対
  • 派閥の形成


など、人間関係がこじれることもあります。


神戸の小学校教師いじめ事件など教員同士のいじめや嫌がらせも度々報道されています。

教員は学校で過ごす時間が長いので、職場の人間関係が悪いのは大きなストレスになります。


③6時間連続・休憩なしでツライ


小学校教員を辞めたい理由3つ目は、休憩が取れないことです。

小学校教員は(一部専科もありますが)基本的に全教科を一人で教えなければなりません。

朝から夕方まで子どもとずっと一緒でトイレに行く余裕もないほど忙しいです。

しかも、民間企業なら普通にある昼休憩でさえ、子どもたちと一緒に食べて給食指導を行います。


したがって、実質的に休憩時間はありません。1週間休憩なしで働くのは体力的にも精神的にもかなりツライです。


④英語や道徳、ICT…授業負担の増加


小学校教員を辞めたい理由4つ目は、授業負担の増加です。

ここ数年だけでも小学校の先生の負担はどんどん増えています。

  • 英語教育の導入
  • 道徳の教化科
  • ICTの推進


上記以外にもさまざまな調査や事務処理が教員の仕事を圧迫しています。

今までやったことのないタブレット学習やオンライン授業をしなければならず、かなり負担に感じている先生も多いです。


⑤オンライン授業や昨今の給食指導が大変すぎる


小学校教員を辞めたい理由5つ目は、オンライン授業や昨今の給食指導が大変過ぎることです。

一斉休校への対策で始まったオンライン授業。

小学校低学年の児童は小さなタブレット画面を通して一人で学習するのは困難です。

机間巡視して一人一人の対応ができないもどかしさがあったり、学習の遅れへの対応に苦慮したりと気を使いますよね。

このご時世の中で、給食指導で黙食を徹底させるのは相当大変です。

あらゆることに柔軟に対応しなければならないのは大きな負担になりますよね。


⑥児童をカワイイと思えなくなった

小学校教員を辞めたい理由6つ目は、児童をカワイイと思えなくなったことです。

子どもが好きで教員になったものの、学校にはいろいろな児童がいます。

  • 他人に暴言を吐く・手を出してしまう子
  • 何度注意しても悪態をつく子


仕事とはいえ、どうしてもかわいいと思えないときもあります。

悪態をつくのは児童なりの理由があってのことですが、積み重なると教員側もかなりツライですよね…。

みずき

児童をかわいく思えない自分が嫌になる先生もいるかもしれませんね。

小学校教員辞めたいときの4つの選択肢

小学校教員辞めたいときの4つの選択肢

小学校教員を辞めたいときの選択肢は3つあります。

小学校教員を辞めたいときの3つの選択肢

  • 中学・高校へ校種変更する
  • 非常勤講師になる
  • ひとまず休んで心身を回復させる
  • 転職活動を始める


それぞれ解説していきます。

①中学校や高校への校種変更

小学校教員を辞めたいときの選択肢1つ目は、中学や高校への校種変更をすることです。

  • 中学や高校の教員免許を持っている
  • 1教科を深く教えてみたい
  • 部活指導や受験指導をしてみたい


このような方は中学や高校へ校種変更するのもありです。

中学校へ高校も小学校とは違う大変さがありますが、教員を続けたい方はいろいろな校種を経験すると相性のいい場所が見つかるかもしれません。

②小学校の非常勤講師になる

小学校教員を辞めたいときの選択肢2つ目は、常勤をやめて非常勤講師になることです。

  • 部活をやりたくない
  • 家庭との両立が難しい
  • プライベートの時間が欲しい


上記のような方は、非常勤講師として教員を続けるという選択もあります。

福利厚生や給与面では劣りますが、非常勤講師になれば授業だけを担当することになるので、時間的な余裕が生まれます。


私立学校の場合なら管理職に常勤を辞めて非常勤講師になりたい旨を伝えればOKです。

公立学校の場合は自治体によって制度が異なるので、各自治体のHPをご確認ください。

東京都の時間講師制度についてはこちら(東京都教育委員会HP)

③ひとまず休んで心身を回復させる

小学校教員を辞めたいときの選択肢3つ目は、ひとまず休んで心身を回復させることです。

公務員には福利厚生として休暇が認められています。

学校に行きたくないときは年休や病気休暇を使ってひとまず休むのもありです。

仕事のことを考えずに好きなことだけやるとリフレッシュできます。

関連記事教員なのに学校行きたくないときの対処法

④転職活動を始める

小学校教員を辞めたいときの選択肢4つ目は、転職活動を始めることです。

教員から転職するなら若いうちに辞めた方が転職先の幅はかなり大きくなります。

反対に、30歳を過ぎると未経験の仕事に転職できる可能性は少なくなっていきます。>>教員の転職が難しい理由と対策、狙える転職先

まずは転職活動を通して教員以外の世界を知ることで、辞めたい理由に向き合えてこれからの人生をどうしたいのかが見えてくるはずです。

関連記事高校教師を辞めたい!私が非常勤講師を辞めた理由

小学校教員を辞めたいなら気持ちを整理してみよう

小学校教員を辞めたいなら気持ちを整理してみよう

小学校教員を辞めたいと思ったら情報収集から始めましょう。

教員以外の道を知ることで転職という選択肢だけでなく、教員を続けたいかどうか自分の気持ちを見つけ直すことにつながるからです。

転職すべきか悩んでいる方はポジウィルキャリア無料相談を利用してみるのがおすすめです。

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転職ありきではないので、あなたが仕事や人生で大事にしたい軸を発見するために使うといいですね。



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また、もう転職すると決めている方は転職活動を開始しましょう。

転職成功の方法やおすすめ転職先は下記に書いているので参考にしてください。

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みずき

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

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