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教員からの転職体験談まとめ|8人の先生方の実体験

【6人の元教員の転職体験談まとめ】教員から転職して幸せ?

教師が転職を考えたときに気になるのが、実際に教員から転職した人の体験談。

そこで、この記事では8人の教員からの転職体験談をまとめて紹介します

8人の教員のプロフィール

  1. 公立小学校・臨時的任用教員・初任(1年目)・男性・25歳 ⇒大手旅行会社営業に転職
  2. 公立小学校・養護教諭・特別支援学級・女性・24歳 ⇒就労支援施設に転職
  3. 私立高校教師(社会)・女性・30歳 ⇒SEに転職
  4. 公立中学校教師(英語)・女性・37歳 ⇒大学教員に転職
  5. 私立高校教員(音楽)・女性・36歳&37歳 ⇒税理士補助&相談員に転職
  6. 私立高校教員(社会)・女性・31歳 ⇒在宅ワーカーに転職
  7. 私立中高教員(国語)・女性・36歳 ⇒フリーランスのwebライターに転職
  8. 公立小学校・女性・22歳⇒大手旅行会社に転職


ご紹介する転職体験談は、小学校・中学校・高校、20代(初任)~30代後半までと、校種や年齢はさまざま。

それぞれの先生方には、転職のきっかけから転職活動の方法、教員から転職した後日談(転職して満足しているか)まで語っていただきました。

インタビュー形式のダイジェスト版でお送りしますので、個別の詳細記事もぜひご覧ください。気になる転職体験談から読んでみてくださいね。

関連教師を辞めてよかったこと5つを元教員が告白。経験者の声も紹介|教員を辞めたい先生へ

タップできる目次

①初任で小学校教員から大手の営業職へ転職「ケイタ先生」

①初任で小学校教員から大手の営業職(海外)へ転職「ケイタ先生」


一人目の転職体験談は、公立小学校の臨時的任用教員を初任で退職したケイタ先生(25歳・男性)。

転職のきっかけ

辞めた理由は…正直、(1年目ですが)教員生活を退屈に感じてしまったからです。


そんな中、教師を趣味でやりながらデザイン関係の事業を営んでいるALTの先生に感銘を受けて、転職を決意。


大学時代の留学・一人旅の経験からアジアで仕事探そうと思いました。圧倒的な経済成長と将来の可能性を感じたからです。


転職活動の方法


転職エージェントを利用しました。

当時、「アジア就職」で検索してGJJ海外就職デスクに登録しました。

教員を辞めた後に上京して履歴書の書き方(英語も含む)やキャリア相談をしてもらい、自分の興味関心を整理していきました。


教員から転職して幸せ?

転職してとても満足しています。

海外転職したことで視野が広がり、物事に対してさまざまな視点から多様な提案ができるようになりました


ただし、旅行業界はこのご時世で大打撃を受けているので、公務員から転職となると安定性に欠けるのは間違いないですね。

>>【海外転職体験談】20代で臨任教員から大手旅行会社の海外営業職へ

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②養護教諭から民間の就労支援施設へ転職「ちはる先生」

②養護教諭から民間の就労支援施設へ転職「ちはる先生」

2人目の転職体験談は、小学校養護教諭(非常勤講師)から民間の就労支援施設に転職したちはる先生(24歳・女性)。

転職したきっかけ

特別支援学級の児童とかかわる中で、「支援学級の児童が将来安心して働ける場所を作りたい」と感じたので、転職を決意しました。

障がいを持つ子どもたちが働ける場所として、就労支援施設への転職を目指しました。

転職活動の方法

地元のタウンワークを見て応募しました。

当時は就労支援施設がそれほど多くなかったので、選択肢は少なかったです。

今であれば、転職サイトに登録すればより多くの選択肢の中から探せると思います。>>教員におすすめの転職サイト

関連記事教員から民間企業に転職する方法を経験者の元教員が解説

教員から転職して幸せ?


障がいを持つ子どもたちの将来の居場所を見つけることができたので、転職の目的を果たせて満足しています。

転職後にも元の職場の卒業式や運動会に出席して児童と触れ合っているので寂しくはありませんし、新しい職場での人間関係も築けています。

後悔したことは一度もありません

>>養護教諭から民間企業に転職!20代女性小学校教員の転職体験談

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養護教諭からの転職体験談|小学校女性教員が一般企業へ 24歳で養護教諭から一般企業(就労支援施設)に転職した小学校教員のちはる先生の転職体験談を紹介します。 ちはる先生の経歴(プロフィール) お名前(仮名):ちはる...

③高校教員からシステムエンジニアに転職「すず先生」

高校教員からSEへ転職「すず先生」

3人目は、私立高校教員(日本史・非常勤)からSE(システムエンジニア)に転職したすず先生(30歳・女性)です。

転職したきっかけ

転職のきっかけは、結婚を機にワークライフバランスを見直そうと考えたからです。

非常勤講師だと余裕はありますが、育休は取れませんし出産後の復帰も難しいです。

反対に、常勤になると平日や休日の部活動がネックで、家事や育児がままなりません。

  • 今後の成長が見込めるIT業界
  • 手に職をつけられる
  • 在宅ワークが可能

以上の観点からIT業界への転職を決意しました。


IT業界は人手不足のため、一から仕事学べる環境が整っている企業も多いです。未経験の方におすすめできますよ。>>教員の転職にIT企業がおすすめの理由

転職活動の方法

転職サイトは主に女の転職で求人検索をしました。女性にとっては使いやすいサイトだったと思います。

教員から転職して幸せ?

転職のデメリットよりもメリットの方がはるかに多かったので、転職して満足しています。

何といってもワークワイフバランスがとれており、子どもを育てる上での不安が少なくなりました

転職後は在宅ワークができますし、資格やスキルを身に付ければキャリアアップ(給料アップ)も見込めます。

悩んでいる方は教員からの転職を一つの選択肢として考えてみてもいいと思いますよ。

>>SEへの転職体験談|30歳女性教員の物語

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④37歳で英語教員から大学教員へ転職「ナツ先生」

④ワーママで英語教員から大学教員へ転職「ナツ先生」

4人目は、公立中学校英語教師から大学の非常勤講師に転職したワーママ・ナツ先生の転職体験談(37歳・女性)です。

転職のきっかけ

子育てをしながら教員を続ける中で、休日の部活動が大きな負担でした。

部活動手当もスズメの涙ほどしか出ないので、運動部で一日中指導していた日は時給換算すると虚しかったですね。

管理職への憧れもなく、キャリアアップの先(目指すところ)に魅力が感じられなかったのも転職を考えた理由でした。

転職活動の方法

大学の公式サイトの公募情報やハローワーク、リクルートエージェントを使っていました。

教員から転職して幸せ?

  • 生活のリズムが安定して家族との時間が増えた
  • 急な生徒指導が入らないので、仕事が計画的に進む
  • 刺激が多く、スキルアップできる

上記の点から、教員から転職してよかったと思っています。

年収は100万ほど下がりましたが、(残業代を含め)働いた分の対価をきちんともらえていることと、先に挙げたメリットが大きいからです。

転職にはエネルギーがいりますが、勇気を出してみてほしいですね。

>>【ワーママ転職体験談】37歳で中学校教員から大学英語講師へ再転職

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⑤私立音楽教員から異業種に2度転職「ハナ先生」

⑤音楽教員から異業種に2度転職「ハナ先生」

5人目は、30代後半で私立高校の音楽教員から異業種に2度転職したハナ先生。

転職先は

  • 個人税理士事務所税理士補助
  • 社会福祉法人の総合相談支援課相談員

とそれぞれ教員とは関係のない異業種です。

転職のきっかけ

私立学校ならではの人間関係の風通しの悪さから仕事をしていて虚しくなったのがきっかけです。

  • 上司に意見が通らない・対応してもらえない
  • 同僚教員の目の輝きのなさ(諦め)

上記の理由から小さな虚無感が積み重なって体調を崩しがちになり、転職を決意しました。

転職活動の方法

転職活動を始めるにあたり、下記2つの転職エージェントに登録しました。

最終的にはマイナビエージェントを利用しました。求人数は少なめですが、サポートがとても丁寧で手厚いと感じたからです。

※リンクにマイナビのプロモーションを含みます。
関連記事マイナビエージェントはひどい?面談を断られた私が悪い評判・口コミを検証

教員から転職して幸せ?

教員から転職して満足しています。

自分の子どもとの時間が確保できていますし、持ち帰り仕事もないので休息を取れているからですね。

生徒の笑顔を見られなくなったことは寂しいですが、その他の後悔はありません。


私は一度転職してから違和感を覚えて再転職しました。

でも、一度目の転職先でやりたいことに気づけたので感謝しています。再転職先ではやりがいをもって働けています。

>>私立教員の転職体験談|30代後半女性が異業種に2度転職

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⑥高校教員から兼業在宅ワーカーへ転職「みずき」

⑥高校教員から兼業在宅ワーカーへ転職「みずき」

当サイト運営者みずきの転職体験談です。

私は私立高校(非常勤講師・社会科)を出産を機に退職しました。現在は自宅保育と当サイトの運営など在宅ワークを行っております。

転職のきっかけ

退職のきっかけは妊娠に伴う体調不良でした。出産後に復職せず転職した理由としては、育児との両立が困難だと思ったからです。

非常勤講師として復職することも考えたのですが、

  • 持ち帰りで授業準備をしなければならないこと
  • 保活の都合(保育園激戦区)
  • 夫の転勤の可能性

これらの理由で断念しました。

近くに頼れる人もいないので、育児の傍ら、在宅でできる仕事を受注して働いています。

諸々落ち着いたら他の仕事もしてみたいので、転職サイトには登録して求人を眺めています。

転職活動の方法

在宅ワークを探す上で利用しているのは、クラウドワークス やランサーズなどのクラウドソーシング(ネット上で仕事の発注・受注ができるサービス)です。

あとは、リクルートエージェントの電話面談で今後の転職活動について相談しました。

担当者は優先順位や現在の市場価値をハッキリ答えてくれるタイプだったのでやるべきことが明確になりましたね。

>>【実体験】リクルートエージェントで30代ママが電話面談した感想

教員から転職して幸せ?

教員に復職していたら、たとえ非常勤だったとしても授業準備に追われて気が休まらなかったと思うので、転職してよかったです。

教員時代はストレスで眠れなかったり体調を崩したりしたので、子育てとの両立を考えたら辞めるしかなかったと思います。

>>高校教師を辞めたい!私が非常勤講師を辞めた理由

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⑦女子校教員からwebライターへ転職「クラモチ先生」

転職体験談は女子校教員からwebライターへの転職体験談にまとめているのでご覧ください。

⑧うつ病で退職後、小学校教員から旅行会社への転職「美咲先生」

詳しい転職体験談は教員をうつ病で退職、その後の人生|小学校教員からの転職体験談にまとめています。

教員からの転職体験談まとめ|勇気を出して一歩を踏み出そう

教員からの転職体験談まとめ|勇気を出して一歩を踏み出そう

教員から転職した元教員の転職体験談をまとめました。

この記事で紹介した先生方は転職したことで後悔している方は一人もいませんでした

  • 転職したデメリットよりもメリットの方が勝っていた
  • 自分の理想のライフワークバランスが実現できた
  • 家族との時間が増えた

というように、転職したデメリットよりもメリットの方が大きいという方ばかりです。

転職後の感想についてもっと知りたい方は教員から転職してよかったこと教員から転職して後悔していることの記事もご覧くださいね。

いざ、転職に向けて一歩踏み出そうという方は、下記の記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

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