教員を辞めたいあなたへ、辞める前に知ってほしいこと

教員を辞めたいあなたへ、辞める前に知ってほしいこと

「教員を辞めたい!でも、本当に辞めていいのかわからない」と悩んでいませんか?

この記事では教育困難校を中心に7年勤務した元高校教員が、「教員を辞めたい」と悩む方に向けて、教員を辞める前にすべきこと、知っておきたいことをまとめてお話しします。

無理に退職を勧めることはしません。現状の改善方法から辞める前に知っておきたいお金の話、転職について解説します。

教員を辞めるか迷っている方も「絶対に辞めたい!」と決意している方も、後悔のない選択をするためにぜひお読みください。

教員を辞めたいのはなぜ?

教員を辞めたいのはなぜ?

はじめに、教員を辞める前に教員を辞めたい理由の整理をしてみましょう。

やめたい理由によっては、教員を辞めなくてもいい場合もあるからです。

現状を改善したり、校種や働き方を変えたりすることで解決できる悩みかもしれません。

あなたが教員を辞めたい理由は何ですか?

  • 教員の仕事自体がイヤになった(長時間勤務・生徒指導がツライ・授業がうまくできないなど)
  • 他にやりたいことができた(一般企業で働いてみたいなど)
  • 結婚・出産などライフスタイルの変化(時短勤務をしたい、土日休みたいなど)

なぜ教員を辞めたいほど悩んでいるのかを考えてまとめていきましょう。メモしながらでもいいです。

辞めたいと思っている理由を整理したら、次に本当に教員を辞めなければ解決できないのかを明確にしましょう。

今後教員を続けるのか退職するかを判断することができます。

他の先生の辞めたい理由を知りたい方は下記をご覧ください。

「教員を辞めたい」と思ったらすぐに辞めるべき人

「教員を辞めたい」と思ったらすぐに辞めるべき人


教員を辞めたいと思っている方の中でも、下記の方は教員をすぐ辞めた方がいいです。

すぐに教員を辞めるべき人

  • 心身ともに限界でうつになりそう
  • いじめやパワハラを受けている


残念ながら教員間のいじめやパワハラは存在します。

心身ともに限界を迎えている方は、うつや他の病気になる前に教員を辞めた方がいいです。

怖くて退職を言い出せない、明日からもう出勤したくないという方は、退職代行サービスを利用するという選択肢もあります。

>>教員を今すぐ辞めたいけど即日退職できる?学校に行かなくて済む方法を紹介

教員(公務員・私立問わず)でも退職代行は利用できます。

実際に退職代行を利用して辞めている先生もいますので、迷っている方は一度相談してみることをおすすめします。

退職代行SARABA(サラバ)ならLINEで24時間365日無料で相談できます。

関連記事教員が退職代行を使う注意点やおすすめ3選を元教師が解説

教員を辞めたい人に試してほしい現状改善法

教員を辞めたい人に試してほしい現状改善法

教員を辞めなくとも現状改善で悩みが解決する場合もあります。

教員を辞める前に実践してほしい現状改善法を3つ紹介します。

教員を辞めたいほど悩んだら行いたい現状改善法

  • 同僚教員と互いに授業見学をして教師力を上げる
  • 業務の効率化
  • マインドセットでストレスを減らす


それぞれ解説していきます。


①同僚教員と互いに授業見学をして教師力を上げる

現状改善法1つ目は、同僚教員との授業見学を通して教師力を上げることです。


最初は誰でもうまく授業や生徒指導ができずに苦労します。

若手教員の方は積極的にベテランの先生や同僚の先生の授業を見学させてもらいましょう。

生徒への声掛けの仕方や授業の展開、発問の工夫など学べることが多いです。


反対に、他の先生に授業見学に来てもらうことで自分の改善点がわかるので、お願いして授業見学をしてもらうことをおすすめします。

関連記事教員を辞めたい初任の方へ!退職した元教師からのメッセージ

②業務の効率化

現状改善法2つ目は、業務の効率化です。

教員は確かに多忙ですが、さまざまな業務を効率化すれば定時退勤しやすくなり、リフレッシュの時間が取れます。

たとえば、下記のような工夫をして時間短縮を図ります。

  • 成績処理のためにExcel関数で計算表を作っておく
  • 板書案や教材データをデジタル化して使いまわしや修正を簡単にする
  • 試験の丸付けは1枚ずつではなく、同じ問題を一気に全員分やってしまう


ICTが推進される学校教育においては、デジタルに強くなることも教師としてのスキルアップの一つになります。

教員の仕事は明確な終わりがないもの。

だからこそ、書類作成や雑務などの「やれば終わる仕事」はサクッと片付けたいですよね。

みずき
授業準備や部活などのやりがいを感じられる仕事に向き合える環境づくりが大事です(文科省に言いたいこと)。

③マインドセット(心構え)を変える

現状改善法3つ目は、マインドセット(心構え)を変えることです。

マインドセットとはビジネスで成果を出すための心構えのこと。

教員の仕事は対人ストレスがたまりやすいですが、現状をすぐに変えられなくとも、物事の考え方を変えるだけでストレスが軽減されます。

  • 他人と比較しない
  • ありのままのあなたで勝負する
  • 保護者をモンペでなく「協力者」と捉える
  • 苦手な同僚と無理に仲良くしない
  • 「教師である自分」から距離を取る


苦しい現状から向け出すのが困難な方は上記を意識するとラクになります。

詳しくは>>教員に疲れたときラクになるマインドセット5選をご覧ください。

教員を辞める前に知っておきたい4つのこと

教員を辞める前に知っておきたい4つのこと

ここでは、教員を辞める前に知っておきたい4つのことをお話します。

教員を辞める前に知っておきたい4つのこと

  • 教員の転職市場価値はそれほど高くない
  • 教員を辞めるデメリットもある
  • 校種変更や講師になるという選択肢
  • 教員を辞めたいなら一度休職してみてもいい


それぞれ解説していきます。

①教員の転職市場価値はそれほど高くない

まず、教員の転職市場における価値は決して高くありません


教員は転職においてアピールできるスキルや実務経験が乏しいからです。

ただ、教員経験は無駄ではありません。民間企業にアピールできる魅力的な表現で強みをアピールできれば転職も可能です。

>>【自己PR文に書ける】教員の転職で役立つ7つの強み(スキル)

転職は年を重ねるごとに難しくなっていきます。

教員からの転職を考える場合はとにかく早めに行動することをおすすめします。


②教員を辞めるデメリットもある

次に、教員を辞めるデメリットを知った上で辞めるか判断することをおすすめします。

教員を辞める主なデメリットとは下記です。

  • 転職後は年収の低下・退職金の減額が予想される
  • 公務員の安定性(年収・退職金・社会的な地位)を失う

教員を辞めて後悔した3つのことでは実際に教員を辞めた私や他の方が後悔したことをまとめています。


共通するのはやはりお金(年収・退職金・安定性)の問題です。


公務員(正規採用)や私立の専任教員の場合、転職すると年収や退職金が減額することが予想されます。

(詳しくは>>教員の給料は高すぎる?教員と民間の年収やボーナスを徹底比較で解説しています)

教員の離職率が低い理由は、福利厚生や社会的な安定性を失うことが一因だと考えられます。

公務員を辞めるならば、家族の反対に合う可能性もあります。

みずき

しかし、教員と民間企業のどっちが大変かと聞かれたら、教員の方が大変に感じる方も多いです。

下記では、教員を辞めるのではなく、教員を続けながらも現状から抜け出す方法をお話します。


③校種変更や講師になるという選択肢

教員を辞める前に、校種変更や講師になるという選択肢を検討してください。


学校ごとに大変さの「質」が変わるので、ストレスが軽減される可能性があります。


小学校で6時間ぶっ続けで授業するのが苦痛な方は、中学校・高校なら空き時間があります。

土日の部活指導から解放されたい方は、小学校なら少なくとも部活指導はありません。



また、免許の関係で校種変更が難しいなら、講師(非常勤講師)になるという選択もあります。

非常勤講師は自分の都合で授業数の増減がある程度コントロール可能です。

子育てしながら教員を続けたいという方は、非常勤講師になるという選択もあります。

ただし、非常勤講師になれば雇止めの可能性があるので、慎重に判断することをおすすめします。

関連記事常勤講師・非常勤講師をクビになったらどうする?雇い止めされた元教員の体験談


④教員を辞めたいなら一度休職してみてもいい

教員を辞める前に考えてほしいのが休職制度の利用です。

教員を続けたいけど学校に行きたくないという方や、心身が限界を迎えている方は、一度ゆっくりと休むことも考えてみましょう。

結果的に、長く教員生活を続けることができます。

教員の休職制度については、教員の休職|手続きの流れやデメリットを徹底解説で詳しく解説しています。

教員を辞めたいけど迷っている人におすすめの相談サービス

教員を辞めたいけど迷っている人におすすめの相談サービス


教員を辞めたいけど迷っている方におすすめなのが、キャリアコーチングサービスです。

>>ポジウィルキャリア公式サイトはこちら

ポジウィルは、プロのトレーナーによる有料キャリア支援サービス。

プロのトレーナーがあなたのキャリアの悩みに徹底的に寄り添って「あなたが本当にやりたいこと」「これからどうしたいか」を明確にしてくれます。

転職ありきではないので、あなたが仕事や人生で本当に大事にしたい軸を発見できます。

  • 教員を辞めたいけど迷っている
  • 誰かに辞めたい気持ちを聞いてほしい
  • 仕事や将来のことでモヤモヤしている


上記のような方に最適なサービスです。

>>ポジウィルの無料相談予約はこちら(無料相談だけでもOK)

人気サービスなので時期によっては予約枠が埋まっています。
予約が取りづらい場合は、同様のキャリア支援サービス【マジキャリ】の無料相談もおすすめです。

教員を辞めて転職したい方がすべきこと

教員を辞めて転職したい方がすべきこと

教員を辞めて転職したい方は、転職の全体像を理解してスケジュールを立てましょう。

転職活動の大まかな流れ

  • 自己分析(転職の軸を決める)
  • 情報収集・検討(応募したい企業を探す)
  • 応募・面接(書類選考や面接を経て内定を得る)
  • 退職・入社準備


基本的に教員の転職は年度末に集中します。>>教員の転職にベストな時期・スケジュール・伝えるタイミング

転職活動を開始してから実際に入社するまでは約3か月程度の方が多いです。

短期決戦で転職した方が時間的・精神的な負担が少なく済みます。

教員を辞めて転職したいなら、計画的に転職活動を行いましょう。

転職活動の具体的な方法や流れは教員から民間企業に転職する方法・おすすめ転職先で詳しく解説しているのでご覧ください。

転職エージェントを利用すると求人紹介や転職ノウハウの提供・書類添削や面接対策などのサポートを無料で受けられます。

私は リクルートエージェントで面談してもらいましたが、転職活動の指針とやるべきことが明確になってかなりよかったです。

教員からの転職を不安に感じている方はぜひ利用をおすすめします。

関連記事教員におすすめの転職エージェント

年度途中で辞めたい先生は下記も参考にしてください。
>>教員を年度途中で辞めるのはアリ?円満退職できた元教師がポイントを解説

教員を辞めたいなら気持ちを整理して後悔のない選択をしよう!

教員を辞めたいなら気持ちを整理して後悔のない選択をしよう!

教員なら誰しも一度は教師を辞めたいと思うことがあるでしょう。

「教員を辞めたい」と思ったときに大事なのは、自分の気持ちに向き合い、後悔のない選択ができるよう様々な情報を知ることです。

当サイトでは、私を含めて実際に教員を辞めた方の体験談や知見を数多く紹介しているのでぜひお読みください。

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みずき

元高校教員(社会科・非常勤・7年)の在宅ワーカー | 主な勤務校は偏差値30台の教育困難校 | 出産を機に退職 | 在職中・現在合わせて10社以上の転職サービス(転職サイト・エージェント)を利用 | 教員時代は教師を辞めたい若手教員の相談に乗ってました | 教員からの転職情報・教員生活に役立つ情報を発信します。

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